子どもに地震の説明は、重たすぎると思った話。
3月10日の夜に書いたページ。
防災のため、我が家でしている対策。
3月11日は、その見直しと、4歳の上の子とあわせて家族会議をする予定でした。
↓内容はこちら。
その結果になりますが、
避難袋に追加したもの、子供への説明のモヤモヤについて書きます。
★避難袋
一次袋のマザーズバッグに少し追加しました。
清浄綿、絆創膏、大人と子供のマスク、小さい裁縫セット、私の免許証。
★夫
家族写真を数枚プリントして持ち歩いてもらうことにしました。
→女の子なので、誘拐犯?に間違われることの防止、子供や私を探すときのため。スマホは電池切れになる可能性があるので。
★家族会議…にならなかった!
上の子、年少組。4歳。
半年前の防災の日には、以下のことを一緒に確認しました。
1、災害ダイヤルを一緒に使ってみる。
→伝言をいれる、伝言をきく。
2、おかしも。
3、地震や火事の時は、先生の言うことを聞く。
4、知らないひとには、ついていかない。
5、保育園には、パパかママが、遅くなっても必ず迎えに行く。
6、迷子になったら、近くの避難場所にいく。
(公園、小学校など、保育園から自宅の経路で降園時に伝えています)
昨日も確認しようとしましたが、様子が変なのでやめました。
保育園で地震、福島、津波の話を聞いたようです。
津波で、水が体育館の天井まで来た、たくさんの人が、お父さんやお母さんも死んじゃった…などです。
怖がりのうちの子は、トイレにも一人で行きたくない、と衝撃が強すぎたようです。
色々な考えがあります。
地震の恐怖を伝えるのは大切でしょうし、苦しまれているお子様もいらっしゃる。事実を伝えるのは重要。
今回、どのような経緯で聞いたのかわかりません。
週明けにでも、先生にそれとなく聞いてみようと思いますが…、
少なくとも、私の怖がりの子には、正直に言って余計な話だったかな、と。
地震→怖い→パニック→動けない。
よりは
地震→ママが前に話してた→避難場所にいく。
の方が、いいかなって思います。
もちろん、どんなに準備していてもパニックになるでしょうけど。
昨日は恐怖心が勝ってしまって、肝心な防災の話ができなかったわけで。
昨日は地震の話はせず、怖いという気持ちをきいて、安心させることに徹しました。
以下、子供の質問と、私の答えです。
ママ、パパが死んじゃうの?
→いつかはそうかもしれないね。パパのママとパパは、まだ生きてるよ。
だから、パパとママも、まだまだ一緒にいるからね。
地震のない所に行きたい。
→ひぃばぁば、誰々ばぁば、の所は地震がないよ。行きたかったらいけるからね。
水が沢山になるんでしょ?
→プールと一緒だよ。水に顔をつけられるようになったよね。大丈夫。泳ぎを練習しようか?
福島ってどんな所?
→ママも行ったことがないからよく分からないんだ。でも、上の子ちゃんが大好きな桃が美味しい所なんだよ。
…
子供騙しになってしまったかもしれませんが、怖がる気持ちを落ち着かせたくて。
どのような回答が良かったのか、わかりません。それに、説明はもう少し大きくなって理解できるようになってからでいいかな。
「地震のとき、ママのお腹の中にいたんだよ」といったら
「おぼえてる、おぼえてる」と適当に知ったかぶり?なニヤニヤ顏になりました。
嬉しそうな笑顔になったところで、おしまいにしました。
落ち着いてくれて、今日は夜になっても一人でトイレに行ったので一安心です。
子供は感受性が強くて。
その場では何ともない顔をしていても、防災や、重たい話をするときには、細心の注意を払いながら話していこうと思いました。
ドラえもんの 地震はなぜ起こる どう身を守る: 親子で読もう!
小学生向けですが、一緒に見ました。マンガで、所々ギャグが入っています。深刻すぎず、恐怖よりも身を守る行動に徹しているので、子供には良いと思います。