フリーランス3年めになって思うこと。
お久しぶりです。
新年はじめてかも。明けましておめでとうございます(遅い)。
今日は子育てでなく私個人の仕事の話しです。
そういえば、フリーランスになって3年めになってたんだって気がついて。
1月~ずっと新年会なり、華やかめな会が続いておりまして、初対面の方と会うことが多かったのです。
そこで「フリーランス」と言うと「えぇ!すごい」とか「私もなりたいんです、色々教えてください!」とキラキラした目を向けられて、「え、あ、、、あ、、、」と何も話せなくなってしまうことが何度もありました。
奇特な読者さんはご存じの通り、私はそんなキラキラした気持ちでフリーランスを選んだわけでなく。安定していた私学学校法人の専任講師で。
学校も仕事も学生さんも大好きだったけれど、社内政治とかそういうのがムリになって、不器用でバカ正直すぎる性格でできなくなった。「魂を売ることはできない」って本気で泣きながらやめたのです。
アラフォーワーママ教員、退職するってよ。 - 共働き、両親頼れない!けど2人目産んじゃった(・ω・)ノ
一般的には求職中になり、失業手当をもらうでしょう。私もちょっとのんびりしようかな、とも思っていた。でも「子どもの保育園を退園しなくてはならない」と言われ、開業届をだしてフリーランスになりました。
失業手当より保育園の方が切実だったし、「もうサラリーマンはできないだろう、どこに行っても天井にぶつかる」と思ったから。
キラキラした始まりじゃないので、憧れみたいな目でみられると「え、あ、、、。」となってしまうんです。
そして、「フリーランスは自由」と思われているのも偏見な気がします。人によっては自由なんだろうけれど、私はそうとは思えない。
仕事をいただいたり、何かしら活動していくには、大小問わず様々な組織とつながることになるのだけれど、社内政治がムリだった私には、「ブルータスよ、お前もか。」なことも多くて、涙したこと数知れず。
...というのは大げさですが、そんな感じ。
「フリーランス=優秀な人」というのも、私に限って言えば違うと言いたい。そういう目で見られるのはつらい。
組織で生きられる人の方が優秀だと思うし、心底うらやましい。時期的に「人事発表がどうの、媚を売っているから昇進して~」とか、悪口っぽく耳にすることもある。けれど、すごい才能だと思います。
もう少し、私にもそういう才能があればよかった。大人になれば自然と身に付くものだと思っていたけれど、そうでもなかった。頑張ったつもりだけど、ムリなものは無理だったんだ。.
今日は急にそう腑におちて、「退職してよかったんだ」と思えたのです。
フリーランスになろうが、社内政治的な匂いがするところはたくさんあるし、急にそういう匂いがし始めることもある。これからは「ブルータスよ、お前もか。」と嘆く前に距離をとっていくことにする。
学校も仕事も好きだったけど、サラリーマンという形態が向いてない。社内政治みたいなやつが壊滅的にムリ。今後も、そういう匂いがするところ、出始めたところとは距離をおく。
— おだまい@翻訳家・着付師・母親 (@mai_eigo) 2020年2月8日
サラリーマンだった私は、よく頑張っていたと思う。社内政治もなんとかやろうと必死だったんだけれど。
「ムリして頑張るもの」って、努力でなんとかなるものでもなく、疲弊して涙を流すことも多いな、と思うのです。だから、社内政治にかかわらず、もう、そういうのはやめることにした。
不器用なりに、居心地が良くなる方法を模索しながら、これからも生きていこうと思います。
以上、フリーランス3年目になって思うこと、でした。
お読みいただき、ありがとうございました(*´ω`)