【七五三】ママの着物・着付けの持ち物、肌着・下着の選び方、半襟など豆知識
もうすぐ七五三ですね!
我が家は七歳女子、3歳男子がいます。本来男の子は5歳でお祝いですが、袴で一緒に写真撮影とお参りをしようかな、と思っています。
私は着付けが趣味、小学校の入学式も着物で出席しました。
着物初心者のママへ、着付けの時の持ち物やお役立ちなことを書きます(*´ω`)
持ち物(親子)・大小のタオル
補正に必要なタオル。補正をきちんとすると、見た目がキレイになるだけでなく、着崩れ防止にもなります。
ふつうの浴用タオル、100均の薄目のタオル、ハンドタオルなど大小・厚みをかえて数枚持参しましょう。
お子さまにも補正が必要(特に七歳)なので、ハンカチタオルなど小さめのものもあると良いですよ。
私が普段補正で使っているのは、普通の浴用タオル×3枚(厚手1、薄手2)、ハンカチタオル1枚です。結構つかいますよ!
ひもの畳み方
「紐を2~3本持参してください」と言われたときは、浴衣の紐でも大丈夫です。
くちゃくちゃになっしまうと結びずらく、着崩れの原因になります。
端と端をあわせて、
五角形になるように、軽くむすび、あわせて巻いていきます。
小学生の頃、なが~い紙テープで★星をつくったことありませんか?
あれです!
最後は、真ん中のワがあるので、隙間に入れ込みます。
洗濯ネットが便利
タオル類は、洗濯ネットに入れていくと良いです。
筒状のではなく、平らなシャツ用。
中も見えて、通気性も◎。脱いだあとはかなり汗を吸っているので、このまま洗濯できて便利です(*´ω`)
帯締め(紐)を複数ある場合は、持参しても良いと思います。
お子様の着物とコーディネートしたりできるかも♡
右近の風呂敷
すべてまとめます。私が運ぶときは、風呂敷に包んで大きなトートバッグ(ママバッグにしてたもの)に入れています。
帯、着物、小物全て入りますよ。お菓子を包むもの、お土産用では大きさが足りません。お店では「着付け用、大き目。うこんの風呂敷」などとお願いして買います。
大きな風呂敷は、着物を着ているときに、自分の洋服と子供の洋服をまとめるときにも便利ですよ。
刺繍半襟がおすすめ
「子供が主役よ!ママは控えめ(地味)にしないと!」というお義母様がいらっしゃる方は、着物を控えめにして襟で華やかにすると品があって美しいのであります。
襟には「重ね襟」と「刺繍半襟」があります。
重ね襟・着崩れしやすい
重ね襟は名前の通り着物に沿わせて「重ねるだけ」です。
草刈さん美しぃ。美しい着物秋号より
重ね襟は中の濃いピンクのものです。
写真撮影のときは良いですが、お参りは(特に5歳の男の子と一緒の場合)着崩れするかもしれません。
着物の衿にそわせているだけなので、動いてしまうんですよね。重ね襟だけシワがよったり、太さが変わってくると目立ちます。時々、確認しましょう~。
刺繍半襟がおすすめ
小さなお子様がいて着崩れが心配な方は、刺繍の半襟がお勧めです。
右が刺繍半襟あり、左が何もなし。
着付け用ボディーを持っているんです(笑)
品よく華やかになりませんか(*'▽')? 半襟は長じゅばん(着物の下にきるもの)の襟に縫い付けるので、重ね襟と違ってずれません。
選ぶときは色がはいっていない、白の刺繍。華やかにしたかったら金や銀の糸が入っているものが品がよく、どのような着物にも合わせやすいです。入学式などセミフォーマルにも使えます。
↓白の刺繍に金糸の模様が少し。
これだけ外して手洗いできます。
向かって右側にだけ、長じゅばんに沿わせてみました。
好みの柄が見えるところにあわせて、ざくざく波縫いします。
縫う手間がありますが、縫い目は見えないので雑でも大丈夫なのです。外して手洗いできますよ。
着崩れチェック・帯
トイレに行ったとき、お参りで座ったとき、必ずお太鼓のタレを確認しましょう。
上がっている方、たまに見かけます( ;∀;)
ここがピョコンっとね。特にくびれ、反り腰の方が上がりやすいです。予防策としては、ここにタオル補正をきちんとすること。
鏡をみなくても、手でちょっと触るだけで確認、簡単になおせます。
髪型はアップに
髪の毛が下がっていると、衣文(えりの後ろ)にあたって形がくずれる原因になります。衣文にあたらない上の位置でお団子にしたり、アップにすると良いですよ。
小物(帯揚げ・帯締め)
着物を脱いだあと、帯揚げと帯締めが汗でくちゃくちゃになっています。
持参した場合は、ハンガーなどに干して湿気をなくしてからしまうと良いですよ。
私はマワハンガーのパンツ用を使っています。
シリコンがあって、すべらず、傷がつかなくて良いんですよね。全て正絹なので大事に使いたいです。娘や孫(?)にも使えるものですからね^ ^。
長じゅばんや着物もハンガーにかけたり、一日だしておくと良いですよ。
肌着・下着
寄せてあげて~はブラもショーツも厳禁!
ブラジャー
和装ブラジャーがなければ、スポーツブラやパット付キャミソールで良いです。
ショーツ
着物の素材によってヒップに下着の線が出ます。タイトスカートのような感じ。ボクサータイプなど、響かないものが安心ですよ。
肌着
浴衣用のものでOK。なければ首回りがあいたシャツ。キャミソールより半そでが汗取りになって良いです。首まわり・背中があいているものが良いです。
お参りやお食事で座る機会があるので、上から見られても見えないようにします。
↓これイイ。前後開いて脇汗OK、色も万が一みえても目立たない。
下にはショーツの上に洋服用のペチコート・タップパンツを履いていくと恥ずかしくありません。
以上、着付け時の持ち物や注意点でした。
紹介した写真は「美しいキモノ・秋」。TOCCAのハンドクリームセットのものを買いました。七五三特集でしたよ!
うこんの風呂敷。500円程度、1枚あると便利。
すごくお久しぶりの更新になってしまいました。銚子鉄道・犬吠埼の続き、先日いった小布施の長野電鉄など子鉄ネタはまた次回に。
七五三お子さま用の着付け持ち物、トイレの仕方、はかまの選び方も書きたいなあ〜。
では、また!良い夢を〜(゚∀゚)★