9月11日。何気ない日常はとても幸せなこと。
今日は911。
私はこの新学期が始まるニューヨークが大好きでした。朝晩は肌寒くて、街路樹が黄色くなって。
同時多発テロからもう15年経っているのに、まだ心臓がドキドキしたり、涙が出そうになったりします。
その日は日本にいたし、直接的な知人に何かあったわけではないけれど。
思い出がある場所が破壊される、衝撃的な映像と事実は、自分の想像以上に心を傷つけているようです。当時若かったからかもしれません。
過去、子供の頃や若い頃に受けた衝撃は、なかなか深いところに存在していて、ふと出てきます。
アメリカ人とエノラゲイを見たときの吐き気とか、おじいさんを日本人に殺された(戦争で)とカミングアウトされたときとか。
父親がICUに運ばれたときに、駆けつけたときとか(高校卒業したて。それから父は回復したけれど)
他にも色々あるけれど、カレンダーで毎年強制的にこの気持ちにさせられるのは、このテロと東北大震災の日。
そのことからかなり遠く、関係性がかなりうすーい私でもこうなので、被害に近い方たちの緊張、恐怖、悲しみはずっと癒えることがなく今でも苦められていると思うと、とても切なくなります。
テロから15年たって変わっているのは、
私には家族がいること。
いびきをかいて寝ている夫、寝相がわるくひどい格好で寝ている上の子、いつ夜泣きするのかわからない下の子。
寝ていても、その存在を感じるだけでギューッと捻られた心臓がやわらぐ気がします。これが癒されるということなのかもしれません。
家族を持てたことに、しみじみ〜と感謝しています。
明日から月曜ですが、ムリに寝ようとはしません。感情を無視したり、ねじり込んでも仕方がない。
今夜はNYジャズをかけ、ホットミルクをのみながらゆっくり本でも読もうと思います。
もう、秋の夜長ですね^ ^
幸せ〜な日常って良いですよね〜♡明日からまた、何気なくても幸せな一週間になりますように( ´ ▽ ` )ノ☆