保活から仕事復帰まで 正直者はバカを見る? あるママ友の話。
保活が佳境になると同時に、仕事復帰に頭がシフトしてきています。
1人目復帰の時のことを思い出し、少しブルーというか、モヤモヤ。
産育休中にできたママ友の中で、唯一仕事を辞めず育休を取っていたAさん。
子供の誕生月も自宅も近くて、時々遊んで、とても楽しかったです。
他の専業主婦のママ友の中では、どこかアウェー感を感じていたので。
Aさんとは同じ保育園に入れたらいいね、と話していました。
自宅が近いので、希望園が似たり寄ったり。第一希望は同じ保育園。
彼女も私と同じように地方出身者で、近くに頼れる両親や親戚はいません。ご主人の実家は都内ですが少し離れているので、条件的には我が家とさほど変わらない。
私は無認可に預けて先に復帰、慣れない生活で疎遠になってしまいました。
第一希望の認可園に決まり、説明会に行ったとき、Aさんの姿を探しましたが見当たりませんでした。
しばらくして、彼女と話したところ、4月入園は全滅。5月に入園が決まったものの、そこはバスで行くところ。
どうしてそんなことになったの?
私は無認可に入れていたので、待機ポイントがあったからかな。と思っていたのですが…。
入園してから、他のママの生活を知るうちに納得できないことが。
慣らし保育にヒィヒィ言ってた私、ほとんどの子は祖父母が送り迎え。
仕事にならない。他のママはどうしてるのかと、先生に聞いてみたら、5月復帰のママが多いと…。
祖父母が近くにいて、5月復帰だって?
Aさんは、祖父母がいなくて、4月復帰予定でした。
急に5月に延期になったから、会社も大変で。入園準備も通園も大変そうで、涙をこらえて毎日頑張ってた。
Aさんがここも、自転車で通える園が全て落ちてしまったのに、
この恵まれたママたちが、どうしてここにいるんだろう?
蓋を開けてみたら、本当の意味での核家族なんて、私たちだけのようなものだった。
みんな近くに祖父母ではなくても兄弟姉妹や親族がいたり。
祖母が長期間泊まりに来ていて、ほぼ同居状態だったり。
Aさんはとてもマジメな人だったから、入所申込書には記入例通り書き、そのまま出したと思います。
実際のところはわかりませんが、私の知る限り、保育園のママ友の方がサポート面で恵まれています。
他のママは、グレーゾーンで色々うまくやったのか?地元の伝手を頼った?など勘ぐってしまいます。口には出せませんけど…。
Aさん。その後、精神的に参り、仕事をやめて子供としばらく田舎にかえる、と。
これが最後の会話になってしまいました。
私は機種変でデータが飛んでしまい、彼女と連絡を取ることができなり、現在に至ります。
あのとき、一緒に保育園に入れていたら、Aさんは元気に働いて、仲良くママ友を続けられていたのかな。どこかで元気でいてほしいな。
正直者はバカをみることがありませんように。
本当に必要な人が保育園に入れますように。
そう願わずにはいられません。
もちろん、祖父母のサポートを得られる方は、ドンドン頼った方が良いと思います。